医療について

介護の現場にも医療が必要とされている

現在介護の現場に、医療が必要とされています。
医療の発達に伴い、以前の状況では亡くなっていた方々もたくさん、そして長く生きられるようになりました。
しかし、一方で、長く生きられたとしても「生活の場」として、暮らしていくのは「介護施設」であり、医療の手からは少し遠ざかってしまうのが現状です。
医療の発達で長生きができるようになったのに、医療から離れたところで生きていく、なんだか不思議な感じがしませんか。
介護の現場では、私たちが思っているほど医療の知識が活かされていません。
むしろ、医療職という立場の人間は、看護師さんが一人か二人いる程度で、残りは介護職と呼ばれる方々で経営されています。
この弊害は、やはり対象者に対して、医療的なアプローチが不足するということです。
同時に、介護の現場では、医療の現場ほど資金や資材がないことも問題となっています。
いつの日か、介護と医療の融合、協力がもっとマクロな視点で実現すればいいのではないでしょうか。

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